彼女の事情


あたしの場合も、部活のバドミントンで大会に出たり、文化祭やらの行事に汗水ながし、学校帰りによるカラオケで遊びまくったり、とても充実している。

ただ一つ、恋愛を除いて。






別に、誰でも良いから彼氏が欲しかったり、誰かの彼女とかそういう肩書きが欲しいわけじゃなくて、

単にトキメキが欲しいのだ。









私、小林奈緒は
切実にそう考える。




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