線香花火【短編】

「純……私も」

「美弥、重くなったな

そう言った純の顔は、すごく嬉しそうだった。






「美弥…結婚しよう」






なっ……えっっっ?!?!





私は動揺が隠せずに、思わず純から離れる。

「えっ、純?!マジ、色んな事飛ばし過ぎだから!!!ほんと…嬉しいけどさ……順序ってもんが…」


私は動揺しまくって、早口でまくし立てた。

純は笑いながら


「それもそうだな。でもさ、美弥待たせすぎなんだもん!!」



はぁぁ~~心臓が飛び出るかと思った。

もう、病み上がりなんだからびっくりさせないでよね!!
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