線香花火【短編】
私は大学を辞めて、カウンセラーの資格をとることにした。

親には反対されたけど、以前の私みたいに荒れてしまわざるをえない心の人たちの役に少しでもなりたかった。


おばちゃんみたいな素敵な人に……



純は相変わらずそばに居てくれている。

ピッタリと離れない純。
子供みたいにすごく可愛いんだ。


太陽の下、堂々と手を繋いで歩ける幸せ。


純は私に自由と安心、そして沢山の幸せを教えてくれたね。



純、生まれてきてくれてありがとう。



お父さんお母さん、私を生んでくれてありがとう。



おばちゃん、私に生きる力をくれてありがとう。




神様、私達を出会わせてくれてありがとう。



これからも、沢山のありがとうを世の中に溢れさせたいな。



もちろん、隣に居る純と共に……



『ありがとう』を。

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