-時を越えた約束-‡幼なじみと甘い恋‡




「あんだけ言っても明日もあのテンションだろあいつは。いつもそうだし。」




いつも…か……



「それとも美夜は俺が愛梨と仲良くしてるの見て嬉しいわけ?」




え?


「べ、別にそんなこと言ってないよ!!」


「そう聞こえんだけど。」

「……そうだったらごめん…でもそんなに怒んなくたっていいじゃん!!」


「怒ってねぇよ。」


「嘘!!怒ってるよ!!!意味わかんないよ湊!!好きな人聞かれたのがそんなに嫌だったの!?」


「誰もそんなこと言ってねぇだろ!?」


「だってそれ以外考えられないもん!!じゃあ何だって言うの!?」


「………別に何だっていいだろ…」


「何だっていいって…理由気になるから聞いてるのに!!」


「うるせぇな!!美夜は関係ないだろ!?」


< 101 / 477 >

この作品をシェア

pagetop