-時を越えた約束-‡幼なじみと甘い恋‡
「ひどい顔…」
学校のトイレで顔を見る
昨日泣きつかれて寝て、朝起きたら目が腫れていた
「これ…直んないじゃん…」
そう呟いてあたしは教室に向かった
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「美夜!?どうしたのその顔!!」
沙理加に一発でバレた
「あ……なんでもないの…」
「なんでもないように見えないよ!!何かあったの!?」
「………ごめん沙理加…今は言えないや…あと…湊と仲直り出来なかった。」
「何で!?」
「ごめん沙理加…今はちょっとそっとしといて…やっぱり…今日調子悪いから帰るね…」
「美夜…」
あたしは湊のいる教室から逃げるように家に帰った