-時を越えた約束-‡幼なじみと甘い恋‡
美夜が……?
そんなはずないよ…
だって昨日…
「そんなはずないよ!!昨日美夜泣いてたんだよ!?湊君と仲直りしたいって!!」
「は?」
「家に帰ったら湊君と話しするって言ってたのに…なんで…」
「そんなの知るかよ…」
「湊。美夜が理由無しにお前にそういうこと言う奴じゃないって、お前が一番わかってんじゃねぇのかよ?」
「…………」
「美夜、あたしにも何も言わないの…今まで隠し事なんてしたことないのに…絶対に何かあったんだと思う。」
「わかんねぇよ!!もう…ほっとけ…」
「湊!!」
「湊君!!」
どうしちゃったの二人とも…
「沙理加…あいつらなら絶対大丈夫だから…しばらく様子みよう。」
「でも…」
「大丈夫だよ。俺が保証する。」
「………うん…。」
───美夜のいない教室での三人の会話─沙理加side終──