-時を越えた約束-‡幼なじみと甘い恋‡
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
また連れてこられたのは屋上だった
「あのね〜、あたしと湊今結構順調なんだぁ♪」
見てればわかるよ…
それをわざわざ言いにきたの?
「でね、今日の放課後湊に本気で告白しようと思うの。」
「……え?」
告……白?
「うまくいったら写真も消してあげるね♪じゃあね♪」
そう言うと北沢さんは屋上から出ていった
告白……
きっとうまくいくんだろうな…
もうやだよ…
湊…いかないでよ…
苦しい…
限界だよ…
知らないうちに
こんなに湊のこと好きになってたなんて…
「ふっ…バカだな…あたし…」
流れる涙を拭って屋上を出た