-時を越えた約束-‡幼なじみと甘い恋‡
え?何がどうなってんの…?
ぼろぼろ溢れていた涙はビックリしすぎて止まっていた
「は、離してよ!!」
「やだね。誰が離すか、バカ美夜…」
「え……」
「全部聞いた…愛梨から。なんで言わなかったんだよ…」
え?どういうこと?
「ぜ、全部って…」
湊はあたしをスッと離した
「写真で愛梨に脅されてたこと。」
「えっ…」
「お前、俺に相談してたらこんなことにならなかっただろ。」
「だって…言ったらばらまくって…だからあたし…北沢さんの言うこと聞くしか方法ないと思って…」
「バカかお前!!それでも相談くらいしろよ!!俺がわかってなかったらこれからどうしてたんだよ!!」