-時を越えた約束-‡幼なじみと甘い恋‡



「あ……そうだね…ごめっ…えぇ〜?」


「ははっ!!もういいよ。お互い悪かったってことで。」


「う、うん…それより…なんで気付いたの?あたしも言わなかったし、北沢さんも絶対言わないと思ってたのに。」



「放課後教室で待ってろとか言われて愛梨を待ってたんだけど、あいつちょっと用事あるから暇だったら携帯の写真見てていいよって言ってきてさ。暇だし、写真見てたらアメリカの写真の中に一枚俺と美夜が写ってんの紛れてて…で、問い詰めたってわけ。」




「あ……そうだったんだ…」



「まぁ、そのお陰でわかったんだし…よかったけどな。あ、写真消してきたから。コピーされてたやつも全部。」



「よかったぁ…ありがとう!!」




あたしが笑うと湊はあたしの頬に手を当てた







「え?」



「顔色…悪いな…ちゃんと食べてたのかよ?」



「あ、あんまり…//」




湊の手があたしの頬に触れていてどうしていいかわからなくて恥ずかしくなって俯いた



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