-時を越えた約束-‡幼なじみと甘い恋‡





それを聞いた瞬間、あたしの目から涙が溢れ出した




「美夜、泣きすぎ…」



「だっで〜……そんな約束覚えてだな゛んて〜…グスッ…」






湊はクスッと笑ってあたしの涙にキスをすると、そっと抱き寄せた







「俺が帰国したのは…美夜に会うためだよ。」



「う…そ…」





「嘘じゃねぇし!!
小学校の時も、アメリカに行ってた間も、こっちに戻って来てからも…

俺にはお前しか見えてない。」




「──っ!!湊っ!!!」


あたしは湊に思いっきり抱きついた



「わっ!!」



「ありがとう…あたしも…湊のこと大好きだよ…」



「当たり前。」




そういった湊はあたしに唇を落としてきた











『俺とお前は再会する運命だったんだよ♪』


そうだったのかもしれない…

やっと…たどり着いたんだね…




夜空に浮かぶ月があたし達を優しく見守っていてくれた気がした




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