-時を越えた約束-‡幼なじみと甘い恋‡
「38度2分…」
かなりの高熱じゃん!!
「湊!!部屋行くよ!!」
「あ、おい…」
あたしは湊の手を引っ張って部屋に向かった
湊の手…すごい熱い…
無理矢理ベッドに寝かせて、おでこに冷えピタを張った
「なんで急に風邪ひいたの?」
「多分…昨日風呂場で寝たから…っはぁ…」
「バカ!!風邪ひくに決まってんじゃん!!あたし、薬と飲み物持ってくる!!」
あたしはまた薬と飲み物と果物を持って湊の部屋に戻った
顔も赤いし、目を瞑って苦しそうに呼吸している
つらそう…熱高いからな…
「湊…?薬持ってきたよ?それと、リンゴ剥いたんだけど、食べれる?」
そう言うと湊はゆっくり目を開けた
「ん……食べる…」
風邪ひいた時はビタミンだよね?