-時を越えた約束-‡幼なじみと甘い恋‡
「美夜、帰るぞ〜」
「あっ待って〜!!」
湊に呼ばれたあたしは鞄を持って湊のところまでいこうとすると
ドンッ!!
「ぅえ!?」
「湊〜!!!あたしと帰ろおよ〜♪」
「き、北沢さんっ…」
突進されたら痛いって……
あたしは背中をさすりながら湊と北沢さんに近づく
「だぁから!!俺は美夜と帰んだよ!!」
「そんなこと言わないでさぁ〜♪あっ!!文化祭の買い出し一緒に行こ♪」
「行かねぇっつの!!愛梨はさっさと帰れ!!美夜、帰るぞ!!」
「湊ケチ〜!!!あ、美夜ちゃんいたの〜!?ごめんごめん♪」
「…………」
北沢さんは相変わらずすごいな…
「じゃあね、北沢さん!!」
あたしは北沢さんにそう言って教室を出た