-時を越えた約束-‡幼なじみと甘い恋‡
あたしを近くの塀に押し付ける湊
両側に手をつけられ身動きがとれない
「ちょ…湊!?」
「そのパーティー、美夜も参加な?」
「はぁ!?」
それはどういうこと!?
「だから、お前も何らかのコスプレしろよってことだよ。じゃなきゃ見せない♪」
ええぇえ─────!?!?!?
あたしがコスプレ!?
無理でしょ!!
「……あ、そうだ♪」
ニヤッと笑った湊は何かをたくらんでいる様子
湊の顔が近づいてきた
「美夜が魔女の格好して、オオカミになった俺に食われるってのはどう?」
耳元でそう囁かれる
───っ/////
なんてこと言ってんの!?
この男には恥じらいがないのかっ!!////
「無理!!!///
そんなの絶対しないっ!!」
「じゃあ俺のオオカミ姿も見れないけど?」
「いいもんっ!!////」
あたしは湊の手を払いのけると家に向かって早足で帰る
やっぱり!!
ただで見せてくれるわけないって思った!!
「なんだ…美夜の魔女見れなくて残念♪」
こうして文化祭が近づいてくるのでした…