-時を越えた約束-‡幼なじみと甘い恋‡


あたしを近くの塀に押し付ける湊


両側に手をつけられ身動きがとれない




「ちょ…湊!?」



「そのパーティー、美夜も参加な?」



「はぁ!?」



それはどういうこと!?




「だから、お前も何らかのコスプレしろよってことだよ。じゃなきゃ見せない♪」




ええぇえ─────!?!?!?



あたしがコスプレ!?

無理でしょ!!






「……あ、そうだ♪」



ニヤッと笑った湊は何かをたくらんでいる様子



湊の顔が近づいてきた





「美夜が魔女の格好して、オオカミになった俺に食われるってのはどう?」



耳元でそう囁かれる






───っ/////



なんてこと言ってんの!?


この男には恥じらいがないのかっ!!////




「無理!!!///
そんなの絶対しないっ!!」

「じゃあ俺のオオカミ姿も見れないけど?」



「いいもんっ!!////」



あたしは湊の手を払いのけると家に向かって早足で帰る




やっぱり!!


ただで見せてくれるわけないって思った!!





「なんだ…美夜の魔女見れなくて残念♪」





こうして文化祭が近づいてくるのでした…



< 191 / 477 >

この作品をシェア

pagetop