-時を越えた約束-‡幼なじみと甘い恋‡
やだっ……怖い…
湊じゃない…
こんなの…いつもの湊じゃないよ…
「ん……ふぇ……ｸﾞｽｯ…んっ…」
あたしは湊が怖くて気付かないうちに涙を流していた
それに気付いたのか、湊はあたしから唇を離した
「うぅ〜……ｸﾞｽｯ…湊っ……ごめんねっ…」
「……美夜。」
湊はあたしの頭にそっと手を添える
ビクッ!!
まだ湊が怖いと言う意識が残っていて体が跳ねる
「………ごめん…」
湊はそう言うとあたしの体を優しく包んだ
「違っ……うのっ…あたしが悪かったの…ｸﾞｽｯ…だからっ…そんなに怒んないで…」
