-時を越えた約束-‡幼なじみと甘い恋‡
あたしがそう言うと湊はあたしを抱き締めたまま、頭をそっと撫でる
「違う…俺が悪い。なんか…美夜が知らない男に触られてるのみた瞬間、すごい腹立って…」
「…グスッ…湊…?」
「それで…つい嫉妬してカッとなっちまって…美夜のこと泣かせちゃうし…俺の方がガキだな…」
湊…
「湊…ガキなんかじゃないよ…あたしのこと心配してくれたんだよね…?ありがとう…」
「うん…ごめんな?腕…痛かったろ…?」
いつもの湊に戻った…
それにホッとして涙が余計に溢れてくる
「うぅ〜!!!痛かったし…湊…怖かったよ〜……」
「うん…本当にごめん…」
湊はあたしをキツく抱き締めて、あたしの涙を拭う
「もういいよ…あたしこそごめんね…あたしも次は気を付けるから…」
「………うん…
じゃ、一緒に回ろうか。」
「うんっ!!」