-時を越えた約束-‡幼なじみと甘い恋‡




「食わないの?」



「えっ!?あ、食べる…よ?」




まさかもったいないなんて言えないし…






あたしの様子をじっと見ていた湊が、急にあたしの持つわたあめをヒョイッと奪った






「あ、ちょっと!!」





湊はわたあめの袋を開けると一部をちぎって食べた







「ああぁ────!!!!あたしのわたあめ〜!!」




「甘っ!!別にいいだろ一口ぐらい。元はといえば俺が買ったんだし♪」





「う……そうだけど…」




「だってせっかく買ったのに美夜食べねぇんだもん。いらないの?」



「ち、違うよ…その…買ってくれたの食べるのもったいなくて…」



「は?」



ああぁ〜……恥ずかしっ////







「プッ……はははは!!」



「なっ!!何で笑うの!?///」



「はははっ…悪い♪そんなこと言ってんじゃねぇよ!!また買ってやるって♪」







笑いながらあたしの頭にポンッと手をのせる湊





いちいちカッコいい…




今もいろんな人から注目されてるの気づいてるのかな?



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