-時を越えた約束-‡幼なじみと甘い恋‡
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
「結構回ったな。」
「そうだね。」
「こういうのも悪くないよな!!」
「悪くっていうか…湊すごいはしゃいでたじゃん♪」
あたしがニヤッと笑って聞くと湊の顔がほんのり赤く染まった
「……うっせぇよ…」
あれ?照れてる?
「湊〜?」
あたしが湊の顔を覗き込むように見ると
湊はバッと顔を背けた
「見んな馬鹿!!さっさと回るぞ!!」
「えっ!?あ、ちょっと待ってよ!!」
ピリリリリリ!!
ん?電話?
あたしは慌てて携帯を取り出す
あれ?あたしじゃないや…
てことは湊の?