-時を越えた約束-‡幼なじみと甘い恋‡



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その日の夜



湊は今お風呂に入ってる





「お母さん。」



「ん〜?なぁに?」



「もし…あたしがテストで半分とってアメリカ行くことになったら…寂しい思いさせちゃうけど…」



あたしがそういうとお母さんはクスッと笑った



「お母さんは大丈夫よ。美夜は湊君と離れたくないでしょ?」



お母さん…



「うん。湊と離れるなんて嫌。」



「湊君といる美夜はねぇ〜、すっごくイキイキしてるのよ。」



「え?」



「美夜、輝いてるの。湊君がそうしてくれてるのよね。」




お母さんが優しい笑顔で言う



「そう…かなぁ?」



「そうよ♪そんな美夜を見てるとお母さんも嬉しくなるの。だから、テスト頑張りなさい。美夜ならきっと湊君への愛の力で良い点とれるわよ!!」




愛の力って…





「うん…あたし、頑張るね!!!」


「頑張って。」









湊と離れたくなんかない…

アメリカに一緒に行けると思った矢先、与えられた試練…







でもあたし頑張るもん!!


絶対テストで結果を出してみせる!!







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