-時を越えた約束-‡幼なじみと甘い恋‡
「お前数学一番ダメだな…先が思いやられる…」
「やっぱりまずいですよね…」
「まずいどころの騒ぎじゃねぇな…これからテストまで、学校帰ってきたら俺の部屋で勉強だな。」
「………はい…」
自分が勉強出来ないことに今さら後悔し始めるあたし
ちゃんとやっとけばよかったよ…
「その問題やったら休憩な。飲み物取りにいってやるからそれやっとけよ。」
「はぁい…」
でも湊ちゃんと教えてくれるし…
優しいんだね…
カッコよくて勉強できて優しいって…
あたしには勿体ないくらい湊っていい奴だよね…
「…ってやんなきゃ!!」
ボーッとしてる場合じゃない!!
また湊に怒られる!!
あたしは再び問題に取りかかった