-時を越えた約束-‡幼なじみと甘い恋‡




「やっぱり当時はどんな仕事をしていても、指令を出されたら戦争に行かなくちゃいけなくて。

でもその戦争の前に、夫は妻に研究を重ねて花で作り上げたこの香水をプレゼントして言ったんです。」







店員さんの話にあたしはさらに聞き入る









「『何があっても必ずお前の元に帰ってくる。』

そう約束して…」














それを聞いた瞬間、

あたしの目からポロッと涙が落ちた





仲が良かったのに…



その夫婦のことを考えると可哀想で…




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