-時を越えた約束-‡幼なじみと甘い恋‡
覚悟を決めて目をつぶり、構えていたが
いつまで経っても水がかかった感じがしない
え?どうして水かかんないの?
そっと目を開けると
「…っ、冷て〜……」
「えぇ!?み、湊!?」
あたしの変わりに湊が水を被っていた
「い、池森君…」
女の子二人は顔を真っ青にしながら立っている
「何してんの?水浴び?」
「…っ、違うの!!これは笹原さんがっ…「悪いけど、俺会話全部聞いてたから。」
「───っ!!!」
湊がそう言うと女の子二人は悔しそうにしながら帰っていった