-時を越えた約束-‡幼なじみと甘い恋‡
「その写真の頃からかなぁ…」
「え?な、何が?」
「美夜を好きだって思い始めたのが。」
少し体を離してあたしの顔を見ながら言う
「蜂に刺されたとか言って泣く美夜を、なんかわかんないけど…俺が守ってやんなきゃって思った。」
「湊…」
「転校したときは本当に苦しかったし、美夜に会いに行って約束忘れられてたのはショックだったな〜」
あたしを見てニヤッと笑う湊
「うっ…す、すみません…」
あたしがそういうと湊がクスッと笑い、あたしの頭をポンッと叩いた
「もういいよ。今付き合えてるわけだし。」
「湊…」
湊はベッドから立ち上がるとカバンから何かを取り出してあたしの横に座る
「ん。」
「え?」