-時を越えた約束-‡幼なじみと甘い恋‡






あたしはホースで湊に思いっきり水をぶっかけた









「はっ!?冷てぇ!!お前なにすんだよ!!」




「正直に言ってよ!!なんで隠すの!?このまま家でも気まずいままでいるなんて無理だもん!!あたしが原因なら謝るから!!言ってよ…」






あたしが俯きながらそう言うと、はぁ、とため息をついた





「……昼のことは怒ってねぇよ。ただ…斉藤だっけ?そいつと仲良いんだな〜と思って。」




「……は?」




「楽しそうに話してたの見たから。」



「え?それで怒ってるの?」



「だから!!俺と話すときはあんな嫌味しか言わないのに、アイツとだったら楽しそうに話すからだよ!!」



「あぁ〜…なんていうかその…」



「好きなの?アイツのこと。」




「えぇ!?」





またこれ!?






「答えろよ。」







そして何で命令口調!?



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