-時を越えた約束-‡幼なじみと甘い恋‡
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「ただいま〜」
玄関を開けると家の中からバッタンバッタンと慌ただしい音が聞こえた
なんだ?
ガチャッとリビングが開いたと思ったらそこから全身黒い格好をしたおばさんが出てきた
「え?おばさん?」
「え?あぁ〜湊君!!おかえりなさい!!ごめんねこんなに慌ただしくて!!」
「いえ大丈夫ですけど、何かあったんですか?」
「うん、実は友達のお父さんが急に亡くなったみたいで、お葬式に出てくるの。だからお留守番と美夜の看病お願いできるかしら?」
「あ、そうなんですか?大丈夫ですよ!!任せて下さい。」
「よかったわぁ〜…帰りはもしかしたら朝方になるかもしれないの。ごめんね毎回湊君に頼って…」
「全然大丈夫です!!俺がここに住めてるのもおばさんのお陰ですし♪」
「ふふ、ありがとうね♪美夜は部屋で寝てるから!!それじゃあ行ってくるわね!!」
「わかりました!!気をつけて下さいね!!」
おばさんは俺に手を振ると家を出ていった。