-時を越えた約束-‡幼なじみと甘い恋‡



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「いつもどの辺り?」



「えっと…もう少し家に近くなってからです。」




結局俺は加藤を家まで送ることに…





「他の被害は?」



「この間は…家に手紙が届いてて…」



「手紙?」



「はい…白い無地の封筒の中に手紙が入ってて、『いつも可愛いね。僕はやっぱり昨日着ていたデニムのスカートが似合うと思うよ。』って…」






はあ〜…



「マジでそんなことするやついるんだな〜」



「もう!!感心してる場合じゃないんです〜!!」








どうやら加藤はストーカーにあってるらしく、最近家の近くになると後ろから足音が聞こえてくるらしい。



で、俺しか頼める奴がいないって言われて


しょうがないから送ってやることになったんだけど…



正直早く帰りたい…



美夜の体調心配だし。



帰ろうとしたら「今日だけですから!!」と言われ、結局捕まった俺…




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