-時を越えた約束-‡幼なじみと甘い恋‡



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「「ただいま〜」」




「あら、おかえり〜!!お腹空いたでしょ!?早く食卓いらっしゃい♪今日はカレーよ♪」




あたしと湊とお母さんはテーブルについてカレーを食べ始めた




「今日は遅かったのね?」


「あぁ〜…二人三脚の練習してたの。」



「二人三脚?なんで?」



「今度うちの学校で体育祭があるんですよ。」



「あらっ!!そうだったの!!で、二人とも誰と組むことになったの!?」




お母さんが興味津々に聞くなか、あたしと湊はお互い顔を見合わせる




「あら、もしかして美夜と湊君で組むの!?」




「う、うん…まぁ…」



なにやらお母さんは楽しそうだ




「あらら!!運命ねぇ〜♪」

「う、運命!?」


「そうなんですよ。なのに美夜全然体育ダメで…
これ食ったら練習しに行くんです。」


「ちょっ…」



それ以前に運命を否定しなさいよ!!



ただのくじ引きでしょ!?






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