-時を越えた約束-‡幼なじみと甘い恋‡
「加藤、」
「え?はい?」
「夏に痴漢から助けたのは俺じゃない、コイツだよ。」
俺は池本を指さす
「コイツって…えぇ──!?!?このストーカーさんですか!?」
「あぁ。で、お前は名前聞いたとき、池本と池森を聞き間違えたんだ。
通りで身に覚えがない話だと思った。」
「そ、そんなぁ…」
ふ〜…ようやく片付いたな…
「おい、池本だっけ?」
「は、はい!?」
「とりあえずもうコイツをつけ回すの止めろ。
迷惑なんだよ。」
「ひぇ…す、すみませんでしたぁ〜!!」
よっぽど俺が怖かったのか、あっという間に逃げていった
「池森先輩じゃなくてあの人だったなんて〜……」
何故かショックを受けている加藤…
「加藤、」
「はい…」
「とりあえずこれでもうストーカーされなくなると思うから。
んで、念のために一応メアド変えとけよ?
じゃあな〜」
「えっ!?あ、あの池森先輩!!」