-時を越えた約束-‡幼なじみと甘い恋‡



「もう来んな。」



「来んなって言われても来ます!!」





そう言われた湊はあたしをぐっと引き寄せる。


「わっ…」



「…はっきり言ってそこまでされると迷惑。

何で俺につきまとってるか知らないけど、俺にはコイツがいるからそう言うことは本当、困る。」




「み、湊…」




もう少しやんわり言った方がよかったんじゃ…





由来ちゃんを見ると今にも泣きそうな顔をしている




「あ…由来ちゃ…」


「由来、諦めませんから!!
また来ます!!さよならっ!!」






ペコッと頭を下げると由来ちゃんは走って教室を出ていった。





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