-時を越えた約束-‡幼なじみと甘い恋‡



「だからもう付きまとってくんな。」



「……でも由来は先輩が好きなんです!!」



「だから俺は好きじゃない!!悪いけど答えられねぇから。」



「池森先輩…どうしてもダメ…ですか?」



「…あぁ。」




「じゃあせめて…」





ガバッ!!



「──!?!?」







ドサッ!!



加藤は女とは思えない力で俺に抱きついてきて



そのまま教室の床に倒れた


なんだこいつ…!!


そんな力どこに…




「………つっ…
おい!!何すんだよ!?」



起き上がろうとするが、加藤ががっちりと俺の首に手を回している



完璧に俺が加藤を押し倒しているような体勢



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