-時を越えた約束-‡幼なじみと甘い恋‡


「美夜…」



突然そう言われハッとする



「み、みな…」


「池森。」



あたしの言葉を遮って斉藤君が湊に話かけた


斉藤君はあたしの前に出る





「斉藤…お前何やって…!!」


「それはこっちのセリフだろ!!お前こそなにやってんだよ!!」


「………」


「最近笹原ずっと悩んでたんだぞ!?わかってんのかよ!!」


「それは…!!」


「結局は笹原のこと不安にさせてるだけじゃねぇか!!

後輩だか何だか知らねぇけどそいつとだらだらして笹原のこと放って置いたんじゃねぇかよ!!」




斉藤君のその言葉にズキッと胸が痛む



さっきの嫌なシーンも思い出しちゃった…



「………」








湊…


どうして何も言ってくれないの…?


説明してよ…







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