-時を越えた約束-‡幼なじみと甘い恋‡



「俺が口出しするようなことじゃないってわかってるけど、これだけは聞いてくれ。」



「え、何…?」



「どんな結果になってもあいつはお前のこと嫌いになんかならない。
斉藤に色々言われたかもしれないけど…
もし…もう一度湊を信じてやれるなら湊の答えが出るまで待ってやってくれないか…?」


「創太…あたし…」



どうしたらいいの…?



このまま湊のこと待っててもいいの…?



不安で信じれないなら湊の側にいちゃいけない気がするの…




わかんない…



「わかんないよ…創太…」

「今すぐ考えなきゃいけないわけじゃねぇだろ?
ゆっくり答えだせよ。
それと…できるならでいいんだけど学校でいつも通りにできたら沙理加も喜ぶんだよ…」



あたし…沙理加にも創太にも迷惑かけてるんだよね…


「湊には気持ちの整理がつくまで俺の家にいるように言っといたから。

話はそんなことかな。
じゃ、美夜また明日な。気をつけて帰れよ。」







あたしは何も言えないまま、創太の背中を見送った




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