-時を越えた約束-‡幼なじみと甘い恋‡
バンッ!!と机を叩いた愛梨ちゃんは身を乗り出す
「わ、わかった!!落ち着いて!?」
愛梨ちゃんがあたしに愚痴って…珍しすぎない!?
章吾君のこととかかな…?
「あのね!?愛梨が小学生と中学生のときの話なんだけど!!」
「う、うん!!」
圧倒されつつも返事をする
って言うか結構愚痴の範囲広いね?笑
「その時、章吾の他に幼なじみがいたの。その人途中から転校してきたんだけど。」
「うん。」
「愛梨その人のこと好きになったんだよね。」
「あ、そうなの?」
「うん!!で、何回も告白してアピールもしてるのに全然愛梨のこと好きになってくれないの!!腹立たない!?」
「そ、それはすごいね…?」
愛梨ちゃんが…笑
「何回かの告白の後に何で愛梨じゃダメなのか聞いたことあるの。
そしたらなんて言ったと思う!?」
「へっ!?」
突然の質問にあたしは戸惑う