-時を越えた約束-‡幼なじみと甘い恋‡



きっと湊がいつもより優しいからだ




てか絶対そうだ






「なんか…今日の湊、優しくて変。」



「変ってなんだよ。俺はいつでも優しいだろ。」




それはもっと変





「さてと、練習しますか!!美夜もやるだろ?」



「うん…あたし頑張ってみる!!」



「よし。じゃあ行くぞ〜。」



「ねぇ湊?」




「え〜?何?」




足に紐を結びながら返事をする湊





「湊はあたしと組まなきゃよかったって思わなかったの?」






立ち上がった湊はフッと笑うと、あたしの頭をポンッと撫でた





「思うわけねぇだろ。」



「………ありがと…」



あたしが笑ってそう言うと湊は顔を背ける



「べ、別に。つぅかお前がドジだってわかってたからだろうな〜。」



「なんですと?」



「さぁて練習練習♪右足から出せよ〜。」




またシカトしたよ…












……まぁ…いっか!!








湊に話してよかったと思えた


心のどこかで湊はそういう奴じゃないって思ってたのかもしれないけど…






湊のおかげで元気でたよ!!



ありがとう!!


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