-時を越えた約束-‡幼なじみと甘い恋‡



昼休み


あたしと沙理加は屋上でご飯を食べている



結局湊と北沢さんは一度も教室に戻ってこなかった







「はぁ〜…」


「ねぇ!!美夜、あたし聞きたいこと聞いていい?」


「あ…うん…」



「まず…美夜と湊くんって毎日一緒に登校してるけど、付き合ってる…とかじゃないよね?」



「うん…湊は今あたしの家に住んでるんだよね…アメリカから帰ってきて、うちの親と湊の親が仲良かったからそうなったんだ…」


「そうだったんだ〜…」


「沙理加黙っててごめんね…親友なのに…」


「そんなの気にしてるの?誰だって言いたくないことはあるよ。それに美夜はちゃんとあたしに言ってくれたし…怒ってなんかないよ♪」




沙理加…



「ありがとう…」



「いいって!!それより…あたしが一番聞きたいのは…」



「うん?」



< 80 / 477 >

この作品をシェア

pagetop