ホストな君,芸能人なあの子
前、
体育祭のパンフレットをみた時に、ミズキソラのクラスを知った。

そして、絵梨とミズキソラの教室に来た。

「ここ、蒼空君のクラス」
絵梨がキョトンとしてる。

教室を見渡すと、ミズキソラと目があった。

ミズキソラが私達の元に来て、
「会いに来てくれたの?」

後ろから、女の子の奇声のような

きゃーきゃー
言う声が聞こえる。

私はそれを無視して

「一緒に帰ろうって言われたから。
それに言い忘れたことがあったの。
ミズキソラ、ありがとう。」

「蒼空で良い。」

「え…じゃあ、蒼空ありがとう。」

「俺は、ちょっと手貸しただけだ。
これから、努力するかは、お前の自由だ。」


「そっか。
でもおかげで…
と、友達、出来た…よ。」

恥ずかしくて、片言であるが、そう伝えた。

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