ホストな君,芸能人なあの子
その疑問は、直ぐに解けた。
「MVPの発表です。
MVP、小波隆也くん」
そのアナウンスで、
女の子たちは、ある一人を睨みつけてる。
MVPをとった本人なんだろう。
「わー、辞めてくれ。MVP、いらないから、もう勘弁してくれ。」
そう叫んでる一人の男の子
あっ
陸上部のエースの先輩
MVPとったのに、災難だ。
「じ、辞退します。」
そう叫んで、
彼は縮こまっている。
一人の女の子が駆け寄って行き、
臨時の体育祭用、保健室に連れて行った。