ホストな君,芸能人なあの子
ー夢華sideー

ードンー

「ふふ。あんたって本当ドジね。」


「勉強ばっかりしてるから。そんな鈍いのよ。」

また始まった。


ゴミ箱蹴ったのは,ここに居る女の子達。


でも、私が落として散らかしたかのように言う。

いわゆる苛め。


私は

「ごめんなさい。」


と、焦ったふうを装い片付ける。


この子達はまたやる。


これの繰り返し。


そんな私には、裏の顔がある。

この子達は気付くはずのない裏の顔が。
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