ホストな君,芸能人なあの子
あれ?
…ナンバー1、、
そんな凄い人に接客して貰ってるってこと…?
確かに
さっきから多数のお客さんからと思われる視線が痛い。
「平気なんですか、
なんか他にも指名が入ってそう。」
私は周りを見渡してそう言った。
周りからの翔さんに向けられた視線を感じつつ。
「もう少ししたら、
抜けますけど、大丈夫です。」
そう言って、翔さんに笑顔を向けられた。
なんか、こういう人になれてないから、
気まずい。
「…今VIPは空いてないんだっけ?」
佐奈さん私の様子に気づいたらしくそういった。
しかし
「今は、他のお客様の予約が」
翔さんがそう答えた。
「ぁあ、
あの一気飲みをやらせてた人か」
佐奈さんが納得してそう言った。そして、
「でも、さっき、指名他にも入ってるって言ってたし
翔もう少しで言っちゃうから平気よ。」
佐奈さんが付け足して私に耳打ちした。