ホストな君,芸能人なあの子
「……ミズキ ソラさん、

なんて知りません」

下を向きつつ強く彼女は言葉を発した。

俺の勘違い、
…なわけない

俺はここでは
涼斗だ。

この女…

本当に俺を知ってる。

その時

俺の中で、


星夢華とは似ても似つかない

一昔前の格好をした眼鏡の女が俺の脳裏をかすめていた。
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