ホストな君,芸能人なあの子
「皆さん、
体育祭に向け、毎日朝の練習、放課後の練習など

忙しいとは思いますが、
クラスや先輩、後輩で一致団結出来る機会は、早々ないです。

練習期間は残り僅かですが、
悔いが残らないように頑張りましょう。」

そう言って、一回深呼吸して、

「私事になりますが、
俺のファンクラブが、あるらしいけど、
俺のファンなら、俺が選んだ人とか、俺の事、信じて欲しい。

俺のする事見守っていて下さい。」

「水樹君っ…」

俺がいきなり趣旨と違う事を言い出し、
司会の先生が焦り出す。

「すみません。最後に言わせて下さい。
俺は、いじめなんて望んでない。


体育祭頑張りましょう」


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