ホストな君,芸能人なあの子
そこに居たのは、

一昔前の眼鏡をかけて


これぞ、
この学校の模範とも言えるような制服の着こなし

髪は二つに結び、

前髪を左右にピンで止めている。

そんな女の子が膝をついて俺を見て居た。

「ええと…」

あまりにも昭和を醸し出している

その姿をみて俺は口ごもってしまった。

いや…

なんでこの時間にこんな真面目ちゃんが裏庭に居るのか


疑問と言うのが正しい。

何故なら、裏庭の時計は、四時間目の授業中を示して居たから。

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