【企】Anniversary
あの頃は、子供だったのか?


今だに分からない。


そして…。


県大会、前日に。


俺から、別れを伝えた。


楓は、ただ泣いていた。


俺は、逃げる事しか出来ない、怖くて仕方なかった。


俺たちの恋を繋ぐ事に、自信がなかったんだ。


楓だったら?


新しい環境でも、俺よりいい奴いるって…自分の事で、精一杯だった。
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