空色
こくはく
いきなりの衝撃に藍はビックリしてちょっとバランスを崩した。

「あっぶなっ!  いきなりなにすんのー!?」

藍は少し怒った口調だった、オレは一言謝ってから、

何年ぶりかにやってきたものすごい緊張をほぐすため、


1回、
2回、

深呼吸をした。

藍が不思議そうな目でオレを見ている。

オレは、

自分の中で、

覚悟を決めた。

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