空色
「オレ、おまえには本当に感謝してるんだ!

だって、こんなオレと付き合ってくれたから!

藍には色んな事教わったしさ、色んな事してもらった!

もう感謝の言葉も出ないくらい……感謝してる!

本当に……好きだった!

ありがとう! ありがとうな! 藍!!

オレはこれからも生きてく!

だから……ずっと見守ってて!?

ここから……ずっと!」

それだけ言うと、オレは糸の切れた人形のようにその場にくずれた。

なんだか、藍に届いたような気がしたから。

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