恋愛〜先輩×後輩〜【完】
「気持ち悪い…ちょっとトイレ行ってくる。」
最初に潰れたのは、エリだ。
心配で後を付いて行こうとした時、また隼人先輩に捕まった。
「行くなら、コレ飲んでから!!」
「…はい。」
ビールじゃないだけ助かった。
隼人先輩も、完全に酔っ払ってしまっている。
「おい、隼人。リコちゃんにそんなに飲ませて、どうする気なわけ?」
「え?こうする気♪」
「きゃっ……」
いきなり腕を引っ張られて、後ろからギュッと抱き締められた。
お酒を飲んでいるせいか、全てが暖かい。
というか、熱い。
「やめて下さい!!」
「やだー!!」
「いやっ…」
いきなり抱き締められた形のまま胸を触られた。