恋愛〜先輩×後輩〜【完】
私は身を乗り出して、美咲先輩に聞き返していた。
「本当だよ。
エリだって隼人のこと好きなんだろ?」
「はい!そうなんです…」
「そろそろ付き合えばいいのにって、思ってたんだよ。」
何だ…。
そうだったんだ。
じゃあ、どっちかが少し勇気を出して気持ち伝えるだけで…
くっつくんだね。
本当に良かった。
「ってか…、時間平気?」
「はい。今日はエリんちに泊まろうと思って。」
「あいつ、たぶん死亡だろ(笑)」
「…やっぱり。」
「しかも、あんな状態で帰ったらヤバいだろ。
親が。」
「そっか…」
「まぁ、隼人んちなら、誰も何も言わねぇし。適当に寝ていいよ。」
「…はい。」