恋愛〜先輩×後輩〜【完】
先輩が来ても、生活しやすいように、少し部屋の整理をした。
ベッドは1人では動かせないけれど、自分で動かせるものは移動させ、部屋の雰囲気も変えてみた。
「はぁ〜。」
少し疲れたので、いちごみるくを飲みながら、ソファーでくつろいでいると、携帯が鳴った。
美咲先輩からの着信。
「もしもし。」
「あ〜、もっしー!アタシ、ルミだけど。」
…ルミさん。
どうして、ルミさんから?
「はい。」
「やっぱりさぁ〜、大和と付き合ってたんだねー。」
「はぃ…」
威圧的なしゃべり方に、声が小さくなってしまう。
「単刀直入に言うけど、アタシまだ大和好きなんだわ!だからさ、大和とヤリ友でいてもいい?」
「は?」
「大和は彼女作ったら友達とか作んないタイプだから。」
「ヤリ友だって…」
「それは別なの。
だからさ、いい??ってか大和がいいって言ったら良いよね。」
「………。」
「んま、そんだけ。じゃねー!!」