恋愛〜先輩×後輩〜【完】
次の日、私は学校には行かなかった。
布団に横になっていると、インターホンが鳴った。
出たくない。
動く気力すらない。
〜〜〜♪♪♪
携帯が鳴る。
着信の相手は、エリだ。
「もしもし?」
「学校、早退しちゃった!!でも家には帰れないから、時間潰させてッ!
話したいこともあるし!」
「うん。分かった。」
いつか、タイミングを見計らい、エリにはちゃんと話さなければいけないと思っていたし。
たった1日しか経ってないけど…これがきっと、タイミングなんだ。
「ふぅ〜。
相変わらずリコんちは落ち着くよっ!」
「そう?
まぁ〜親もいないし、来慣れてるしね!」
「ってかさぁ…本当リコは学校来ないよね(笑)!
ヤンキーなんだから!」
「ちょっとね…何かだるくなっちゃって。」
「そか。
ってかさぁ〜隼人先輩、ミナミさんとまだ連絡取ってるんだよ?
あり得なくねぇ?」
「うん。」