愛恋-aikoi-
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そこは...夕暮れのグラウンド。

部活が終わった彼の前に、

あたしがいる。


そうか...。

これは、あの日の夢だ。

叶わない恋だと想っていたのに

彼からの突然の告白。

嘘じゃないかと何度も想った。


「あのな...」


彼が言う。


「うん...」


あたしが答える。

そして一言、

彼が言ったんだ。






「好き」

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