サクラ路
「原西・・・悠さん・・・かぁ・・・」
あれから2日―――
私の頭からは、あの人のことが離れずにいた。
「また、会えないかなぁ~・・・・。」
見るからに、私と同じ歳くらいだったし・・・
また、どっかで会えるかも・・・。
・・・・って、そんな夢みたいなコト、無いよなぁ~・・・(溜息)
≪うおーい、お前ら。とっとと席つけやー。≫
〔やっべ!先コー来た!〕
〔急げ!〕
≪はーい今、先生の中でお前らの株、大暴落中ー。≫
〔そんなぁー。〕
アハハ・・・
・・・ぁあー、平和だなぁー・・・・。
・・・・あの人が居たら、もっと楽しいんだろうな・・・・。